2018年3月5日月曜日

龍城ヶ丘プール跡地整備について、地元住民が市と懇談会を開催

市の説明会で海岸の養浜や緑・自然破壊に対する疑問が噴出
昨年11月に龍城ケ丘プール跡地に隣接する地域住民への説明会が、なでしこ・須賀・花
水の各公民館で開催され、最も近い花水公民館には、40人近い住民が参加し活発な意見が出されました。しかし、Park-PFI(民間事業者が都市公園の収益施設と公共部分とを一体で整備できる制度)を活用して、2020年までにカフェや駐車場等を整備しようとする市の説明に、多くの参加者から自然が破壊されるのではないかという不安の声が出されました。

住民が市に懇談会を要望し2回開催 1月の懇談会では一緒に作り上げる一致点を確認
このまま進められてしまうことは我慢できないとして、市民の声を聴いてほしいとして、118日と219日に地域住民と市の担当課との懇談会を要望し開催されました。
1月の懇談会では、「市民と自治会、議会、市当局が一津署になって企画し作り上げることができたら、日本中に誇れる事業になるのでは」という声に、市も、「節目節目で地域に示して一緒に作り上げていきたい」と答え、方向性は一致しているとの意見も出されました。

2月懇談会で、2020年実現を目指し、中止は考えていないと明言、
平成30年度予算案には設置予定者選定委員報酬も計上されている
2月の懇談会で、市当局からマーケットサウンデングの結果として、12グループ(29事業者)から出された提案の概要が示されました。参加者からは、「市民の声を聴くと言いながら実際には進んでしまっている」「2020年にこだわる必要はない」「市のコンセプトを示すことが先決では」などの意見が出されました。

市民の声を十分に聴きながら、一緒に作り上げる事業にすべきです。2020年にこだわる必要は全くありません。人工物がほとんど無い、自然が豊かな平塚海岸を将来にわたって残していける計画を進めるべきではないでしょか。