2017年7月6日木曜日

6月議会では2つの条例改正と補正予算に反対しました

私たち議員団は、印鑑条例の一部改正、都市公園条例の一部改正及び一般会計補正予算に討論をして反対しました

印鑑条例の一部改正は、個人番号カードを活用して、コンビニで印鑑証明書を発行できるようにするものです。今年10月から開始され、印鑑登録証明書のほか、住民票の写し、戸籍全部事項証明、戸籍の附票の写し、市民税・県民税証明書を交付する予定になっています。
市の試算では、約8,000枚の発行に対し、600万円程度の新たな市の負担が発生し、個人情報保護に対する対策も十分ではありません。反対討論は髙山がやり、共産党議員団3人と無所属2人が反対しました。

都市公園条例の一部改正は、民間企業が公園の利便施設設置と公園整備を請け負った時には、従来2%以内であった施設面積を、12%まで拡大することができるとする内容を中心にしています。市民の憩いの場であり、災害時の避難場所にも指定されている都市公園を民間企業に丸投げするようなことは許せません。反対討論は、松本議員と無所属の端議員がやり、共産党議員団3人と端議員が反対しました。

一般会計補正予算には番号制に係る補正予算394万円、都市公園整備支援設計1,740万円等が計上されていますので反対しました。

※私たち議員団は、反対し際しては、本会議でも反対の討論を行い、理由を市民のみなさんにはっきり示したうえで反対することを貫いています。

市民から提出された以下の請願が不採択となりました。
〇「組織犯罪処罰法改正案」(テロ等組織犯罪準備罪創設)の通常国会提出に反対する意見書を採択し、政府に提出を求める請願・・・3月議会から継続審査となっていました
 不採択;21票  採択;6票(共産党議員団3票、無所属3票)
〇年金の毎月支給を求める意見書を国に提出することについての請願・・・3月議会から継続審査となっていました
 不採択;20票  採択;7票(共産党議員団3票、無所属4票)
〇所得税法第56条廃止の意見書を国に提出することについての請願
 不採択;20票  採択;7票(共産党議員団3票、無所属4票)
〇補助金制度で補聴器を取得する人への無料貸し出しを市に求める請願
 不採択;17票  採択;10票(共産党議員団3票、平塚自民クラブ3票、無所属4票)

〇補助金制度利用者の補聴器手続きの迅速化を行政機関に求める請願…全員一致継続審査

〇子どもたちにゆたかな学びを保障するため、少人数学級の実現、教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡大を求める請願・・・全員一致で採択